フィットネス

年を取ると筋肉痛が遅れるってウソ?ホント?

ご覧いただきありがとうございます。

今回は【何で年を取ると筋肉痛が遅れて来るのか?】について深堀(解説)します。

筋肉通が2~3日遅れて来たときに、「年だ」「もう若くないな」なんて良く耳にしますが、実際にはどうなのか解説していきます。

◆適度な運動におすすめ◆


筋肉痛とは

まずは筋肉痛ですが、これは運動によって起こる筋肉の痛みです。

通常、運動後から数時間や翌日、翌々日に時間をおいてから起こるのが筋肉痛と呼ばれています。運動に慣れていない場合や普段から使わない筋肉を使った場合などに出現します。

運動によって使用した筋肉は筋繊維にダメージがかかります。すると傷ついた筋線維は修復します。この修復時の痛みではないかと言われています。

なぜ遅れて痛みを感じるのか?

筋繊維には痛みを感じる神経はありません。筋肉がダメージを受けて、炎症が広がり痛み物質が筋膜に届き‘‘痛み‘‘として感じるので、運動後に時間差があると考えられます。


日常や普段からよく動かしている筋肉には、筋肉に血流を送る毛細血管が発達しています。一方で、あまり使用していない筋肉には、毛細血管が十分に発達していません。そのため、急激に筋肉を動かした際に、損傷(ダメージ)した筋肉の筋繊維に血流が巡るまでには、どうしても時間がかかってしまいます。さらに言うと、痛み物質が産生されるまでにも時間がかかるとも言われています。

よって、日常や日頃から筋肉を使っている人は少しくらいの筋肉の筋繊維の損傷(ダメージ)を受けても修復(回復)が早いので、筋肉痛が起こりにくいかもしれないですね。

加齢による筋肉痛が遅れる原因は?

【歳をとると筋肉痛が遅く出る】と言われますが、実は明確な報告はありません。むしろ、同じ運動をした後の筋肉痛の出現に‘‘年齢による‘‘時間に有意差は認められないという報告例もあります。

おはぎ
おはぎ
なるほど。年齢は関係ないってことなんですね。
  • 年齢は関係なく、運動強度に依存する

運動強度によって筋肉痛の出現に時間差が生じるので、仮に若い時よりも遅れて2~3日後に筋肉痛になることが多くなったと感じる背景には、①実は軽めの運動強度である可能性であることが考えられます。また、②年を取ると、筋トレを日常的に行っている人も少なく、運動習慣もない人も多いです。筋肉自体を使っていないため、限界まで追い込むような運動自体も年を重ねるごとにしなくなるでしょう。

その結果・・・

筋肉痛が遅れて出現することも考えられます。

運動強度による違い

例えば、筋トレ(ダンベルやバーベル)で高重量を使うときや、短距離走などの筋肉を早く強く動かす動作は、筋肉にも大きな負荷がかかります。その分、筋繊維のダメージも大きく損傷しやすく早く筋肉痛が出現する傾向にある。

一方、水泳(長距離)やウォーキングなど筋肉をゆっくり、弱く動かす動作は筋肉にはさほどの負荷はかかりません。そのため、筋繊維のダメージも小さく損傷しにくいので、遅く筋肉痛が出現する傾向にある。

ではなんで運動強度によって筋肉痛の出現が違うのか?それは・・・

筋肉の損傷と修復の両者のバランスにによって、筋肉痛としての痛みが出現するタイミングが決まってくるからと考えられます。

筋肉痛の予防法

  1. 運動前にしっかりウォーミングアップを行う
  2. 水分をこまめに補給する
  3. 運動前にアミノ酸を摂取する
  4. 運動後にクールダウンをする
  5. ぬるめのお風呂につかる など

筋肉痛の緩和法

  1. 筋肉痛の部位を温めて血行を促進してあげる
  2. 熱を持っている場合には冷やしておげる
  3. ストレッチなど軽い運動を行う
  4. ビタミンB1を摂取する
  5. 塗り又は貼り薬を使用する(市販でも可)
  6. 解熱鎮痛薬を使用する(市販でも可)
  7. 睡眠をしっかり取る など

◆筋肉痛の予防・緩和に適度な運動◆



まとめ

今回は【何で年を取ると筋肉痛が遅れて来るのか?】について解説しました。

年齢は関係なく運動強度によって筋肉痛は発生する。

よって・・・

‘‘筋肉痛に年齢は関係ない‘‘

最後に

ずっと、年を取ったから筋肉痛が‘‘遅く‘‘なっていたものだと思っていました。
長い事、勘違いしていました(泣)

◆筋肉痛の緩和に◆

最後までご覧いただきありがとうございました。

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おはぎ
ブログ管理人のおはぎです。 このブログでは主に【おうち時間】をテーマにシリーズとして記事を書いていきますので興味のある方はよろしくお願いします。