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今回は【彼女がその名を知らない鳥たち】について紹介します。
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彼女がその名を知らない鳥とは
題名からは想像できにくいですよね・・・?
原作は沼田まほかるの人気ミステリー小説であり、蒼井優と阿部サダヲが主演してます。監督は「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」を手掛けた白石和彌氏により映画化。
2018年日本アカデミー賞で蒼井優が最優秀主演女優賞を受賞している作品にもなります。
2016年に出版された沼田ほまかるの小説(原作)「彼女がその名を知らない鳥たち」が映画化され、2017年10月28日に公開されています。沼田ほまかるといえば「イヤミスの女王」として有名ですが、今作品も後味の悪いとてもイヤになる結末が待っているのでしょか?
そんな映画「彼女がその名を知らない鳥たち」では、定職に就かず、ダラダラ生活しているいわゆるヒモ女として生活する女の十和子を蒼井優が、そんな十和子の幸せを1番に願いつつ十和子と同居している小汚い15歳年上の陣治を阿部サダヲが演じてます。
映画情報
タイトル | 彼女がその名を知らない鳥たち |
---|---|
監督 | 白石和彌 |
脚本 | 浅野妙子 |
原作 | 沼田ほまかる |
作製年 | 2017年 |
作製国 | 日本 |
キャスト | 蒼井優、阿部サダヲ、松坂桃李、竹野内豊他 |
あらすじ
下品で貧相、金も地位もない小汚い15歳上の男、陣治と同居している十和子は、8年前に別れた元彼である黒崎のことを忘れられずにいた。十和子は毎日、陣治に激しい嫌悪の念を抱きながらも、陣治の稼ぎのみで働きもせずに毎日を送っていたヒモ女の十和子は、黒崎に似た面影を持つ妻子ある水島と関係を持ってしまう。そんなある日…十和子は家に訪ねてきた刑事から、黒崎が行方不明であることを告げられる。「十和子が幸せならそれでいい」と、日に何度も十和子に電話をかけ、さらには彼女を尾行するなど、異様なまでの執着を見せる陣治。黒崎の失踪に陣治が関係しているのではないかとの疑いを持った十和子は、その危険が水島にまでおよぶのではとないかと戦慄する。二人の運命はいかに・・・
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映画の感想(ネタバレ注意!)
映画印象は【全員最低最悪のクズ】です。ただ、その中に‘‘本当の愛‘‘を感じさせてくれるような印象を受けました。
賛否ある中で、私個人の意見になってしまいますが・・・
全員最低最悪なクズしか登場しませんが、どこか気になってしまうような作品でした。
陣治の十和子への‘‘愛のかたち‘‘そして最後は衝撃的なラストでした・・・
題名を考察(ネタバレ注意!!)
作品名である「彼女がその名を知らない鳥たち」うん?どういうこと?って思いました。
なんとなく考察してみます。
まず彼女とは十和子(蒼井優)のことで、鳥たちは十和子を取り巻く周囲の男性陣を指しているのではないでしょうか。陣治(阿部サダヲ)、水島(松坂桃李)、黒崎(竹野内豊)の3名です。水島や甘いマスクで女性を口説く不倫男。黒崎もかっこよくて十和子の元彼であり、お金のためなら手段を選ばないDV男。
2人とは対照的な陣治は見た目も清潔感はなく、いつも汚れていて食べる作法もだらしない。でも、いつも誰よりも十和子のことを考えてくれる・・・
見た目ではない陣治の愛こそが‘‘本当の愛‘‘であり、十和子は本当の愛を知らなかったから、「その名を知らない」に当たる部分かと察しました。
そして最後に十和子は陣治の愛に気づきます。
まとめ
今回は【彼女がその名を知らない鳥たち】(邦画)を紹介しました。
- 2017年作品 監督を白石和彌氏【凶悪】【日本で一番悪い奴ら】
- 全員最低最悪なクズっぷりは必見
- 蒼井優 2018年日本アカデミー賞最優秀主演女優賞受賞作品
- 究極と言っても過言ではない‘‘愛のかたち‘‘
- 衝撃的なラストシーン
最後に
全員最低最悪ですけど、源氏(阿部サダヲ)の十和子(蒼井優)への‘‘究極な愛‘‘を感じてしまいました。衝撃的なラストシーンで終わった後も、余韻に浸ってしまいました。
最後までご覧いただきありがとうございました。