映画

凶悪 ‘‘演技とは思えないほどのリアルさ‘‘

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今回は実際に起こった事件をテーマに作製された【凶悪】について
深堀(解説)します。ネタバレ注意

 

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凶悪とは

出典:映画.comより

死刑囚の告発をもとに、雑誌ジャーナリストが未解決の殺人事件を暴いていく過程をつづったベストセラーノンフィクション「凶悪 ある死刑囚の告発」(新潮45編集部編)を映画化した作品です。

ジャーナリストとしての使命感と狂気の間で揺れ動く藤井修一(山田孝之)、死刑囚である須藤純次(ピエール瀧)が演じて、「先生」役で木村孝雄を演じたリリー・フランキーが初の悪役に挑み話題となった凶悪な映画。監督は白石和彌によって映像化されています。

第37回モントリオール世界映画祭フォーカス・オン・ワールド・シネマ部門に出品作品になります。

映画情報

出典:映画.comより
タイトル 凶悪
監督 白石和彌
脚本 高橋泉 白石和彌
原作 凶悪―ある死刑囚の告発「新潮45」編集部
作製年 2013年
作製国 日本
キャスト 山田孝之、ピエール瀧、池脇千鶴、リリー・フランキー

あらすじ

ある日、雑誌「明朝24」編集部の記者の元へ一通の手紙が届いた。その送り主は獄中の死刑囚(ピエール瀧)からの手紙だった。そこへ書かれていた内容は・・・世に知られていない余罪の殺人事件についての告発だった。死刑囚は判決を受けた事件とは別に3件の殺人事件に関与しており、その事件の首謀者は不動産ブローカーで死刑囚から‘‘先生‘‘(リリー・フランキー)と呼ばれ、慕っていた。先生はまだ捕まっていないと死刑囚は訴え、凶悪事件の告発に慄いた「明朝24」の記者である藤井(山田孝之)は、彼の証言の裏付けを取るうちに家庭を犠牲にして事件にのめり込んでいってしまう・・・

 

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基になった事件

上申書殺人事件

映画の基となった事件は、上申書殺人事件です。死刑判決を受けて上訴中であった元暴力団員の被告が自分が関与したとされる複数の事件。殺人2件と遺体遺棄1件の上申書を提出。元暴力団員が「先生」と慕っていた不動産ブローカーが3人の殺人事件(①石岡市焼却事件②北茨城市生き埋め事件③日立市ウォッカ事件)の首謀者として告発された事件。

上申書殺人事件事件(wikipedia)

映画の感想(ネタバレ注意!)

実話が基になっている映像作品にも関わらず、俳優陣の演技力に圧巻され、本当にノンフィクション映像を見ているようでした。

グロいシーンや途中は胸糞悪くなるような内容も含まれていますが、ピエール瀧とリリー・フランキーの演技が本当に‘‘凄さ‘‘を感じました。まさに‘‘凶悪‘‘です。

そんな中、どこか社会の闇を感じました。なかなか知ることのできない社会の裏側を実話に基づいているため余計にリアルに感じることができた作品(映画)フィクションです。

まとめ

今回は【凶悪】(邦画)を紹介しました。

  • 2017年作品 監督は白石和彌氏
  • 実際に起きた【上申書殺人事件】を基に作られている
  • 山田孝之、ピエール瀧、池脇千鶴、リリー・フランキー他、俳優陣が豪華
  • グロシーンもあり、俳優陣の演技も‘‘凶悪‘‘

最後に

今回紹介した【凶悪】ですが、グロくて後味も悪いです。とにかく‘‘凶悪‘‘です。

 

 

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