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今回は映画【人間失格 太宰治と3人の女たち】について
深堀(解説)します。ネタバレ注意
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人間失格 太宰治と3人の女たちとは
‘‘人間失格‘‘といえば作家の太宰治が有名であり、頭に思い描かれるのではないでしょうか?そんな文豪作品を蜷川実花監督が独特の世界観で表現しています。
文豪である太宰治役を小栗旬が演じ、小説‘‘人間失格‘‘の誕生秘話を、太宰治を取り巻く3人の女性たちとの関係を中心に描かれたオリジナル作品となっています。「さくらん」「ヘルタースケルター」「Diner ダイナー」の蜷川実花氏が監督を務め、脚本は「紙の月」の早船歌江子が手がけています。
太宰治を取り巻く3人の女たちを演じきったのは、正妻・美和子役を宮沢リエ、静子役を沢尻エリカ、富栄役を二階堂ふみが演じています。その他、坂口安吾役を藤原竜也、三島由紀夫役の高良健吾、成田凌、千葉雄大、瀬戸康史らによる豪華キャストを迎えて、太宰治本人の生涯を原作とそれぞれの目線から文学史スキャンダルとも言える内容で、全く新しい【人間失格】を蜷川実花監督の世界観によって表現しています。
映画情報
タイトル | 人間失格 太宰治と3人の女たち |
---|---|
監督 | 蜷川実花 |
脚本 | 早船歌江子 |
作製年 | 2019年 |
作製国 | 日本 |
キャスト | 小栗旬、宮沢りえ、二階堂ふみ、沢尻エリカ、山谷花純、片山友希 木下隆行、板垣来泉、宮下かな子、山本浩司、檀蜜、近藤芳正 瀬戸健史、成田凌、千葉雄大、高良健吾、藤原達也 |
あらすじ
1964年頃、太宰治は人気作家として活躍していた。妻である美和子と2人の子供に恵まれながらも、自身を支持してくれた静子と男女関係を持ち、静子がつけていた日記を基に‘‘斜陽‘‘を生み出す。この‘‘斜陽‘‘はベストセラーとなり社会現象を巻き起こす程の作品になった。これをきっかけに太宰治の名は大きく知れ渡っていく。そんな中、文壇からは批判される始末で、太宰治は傑作を追求することを決める。そんなある日、夫の帰りを待つ美容師の富栄と知り合うことになった太宰治は、彼女との男女関係にも及んでしまう。
自堕落な生活を送り続けていた太宰治の身体は結核に蝕まれ、お酒と女に溺れる生活を続けていた。そんな太宰治を身近で見ていた妻である美和子は、それでも夫を支える。そんな彼女の言葉が太宰治をもっと世に知れ渡る小説‘‘人間失格‘‘の執筆へといざなう。
果たして、太宰治は・・・?
そして・・・3人の女たちの行く末は?
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映画の感想(ネタバレ注意!)
監督である蜷川実花氏の世界観が満載の作品でした。華やかさがあり、どこかノスタルジックな雰囲気もあって良かったです。
キャストも豪華でしたので、そちらも良かったと感じました。
【太宰治】といえば有名な文豪の1人かと思いますが・・・
だらしなさや人間性には共感しにくい部分がありました。だた、作家としては優秀なのかもしれませんね。
劇中にはとにかく女性にだらしない太宰氏です(泣)それでも女性が惹かれてしまう女性達は太宰治のどこに惹かれているのか?
作家としての才能があった反面、女性を惚れさせてしまうスキルもあったも感じます。
自殺未遂も幾度とあり、その点では「メンヘラ」要素も備えていたのかもしれません。
だた、純粋に人を愛したり、好きになることは凄く素敵なことだと感じます。
まとめ
今回は【人間失格 太宰治と3人の女たち】(邦画)を紹介しました。
- 2019年作品 監督は蜷川実花
- 小栗旬主演、沢尻エリカ、宮沢りえ、二階堂ふみ他、豪華キャスト陣
- 文豪【太宰治】がモデルになっている
- 原作である人間失格を独特の世界観で表現されている
最後に
蜷川実花監督は「さくらん」「ヘルタースケルター」「ダイナー」などの作品も手掛けています。今回の作品ではやはり‘‘華やかさ‘‘を凄く感じた作品でした。その中で太宰治を中心に3人の女性を取り巻く関係。才能ある文豪の生活感が作品を通して感じることができました。こうしてできた作品が【人間失格】という作品に込められていたのかな?とか妄想しました。太宰治という人間をもう少し知りたいと感じました。
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◆太宰治の人間失格はこちら◆